別の手で。最初からこうすればいいのじゃ。
大分、間が空いた。怠けてるだけだけどね。
気を取り直して再開。
寸法を変更し、やり方も変えてみる。
t2+0.5×2で重ねてスペーサー。
バンド間隔を3ミリに変更。全長を少し長くする。
枠板を重ね。
タンク径より幅広く、折り曲げ分を見込んで長さも十分に切り出し。
バイスに咥えて角棒を押し当てて折り曲げ。
さらにハンマーで叩いて角を出す。
調子にのってガンガン叩きすぎると亀裂を生じたり、ゆがんだりするので、ゆっくりと。
スペーサー端面と材料間にハンダを十分に流す。
これをやっておかないと、次の曲げで角がしっかり出ない。
これは失敗例。
洋白材のスプリングバックによるものか、角がだれる。
もっと薄い材料か、真鍮材にすればいくらかいいのかも知れない。
バイスで締めつつ、上からハンマーで叩いて押し込む。
最後の面にもハンダをたっぷり流す。
フラックスの残滓と表面にはみ出たハンダを除去し、ポンチを打つ。
ケガキの十字にポンチを正確に打つというのが基本だと、偉大な先人の方々が仰られている。
仰せの通り。ここは丁寧に作業。
センタードリルをポンチ穴に合わせ、下穴をあける。
Φ6で穴あけ。
きっちりと丸棒が差し込めて、何とか形になる。
結局、この方法が手間も少なく、結果きれいにできる。
最初からこうやりゃよかった。
昔からある技。先人の智慧は生かさないとね。
次回は端面Rを付けるカッターを作ってみる。
バーナーに限らず、火熱を扱うときは、周囲に広いスペースを取って作業を行うこと。
耐火ボードで囲んで作業するのもいいと思います。熱の拡散を防いで、安心ですし、大きなものを扱うときには効率が良くなります。
これもハンズやホームセンターで入手可能。
焦げているのはプライスシールの残滓。
小さな炎ですが、意外と周囲の紙やビニールを焦がすことがあり、何度かヒヤリとしたことがあります。
賃貸住宅では壁など焦がすと、面倒なことになります。
火事を出したら、もう模型どころではない人生になりますので過剰なくらいの注意をすること。
旋盤、フライスの作業においては、回転しているときは絶対に触れないのが大原則です!
これを見ての作業において負傷、あるいは損害を被られても当方は一切の責任は負いません。