いろいろネタは考え、取材もしているのだが、なかなか掲載に至るまで纏まらない。
そんな中から。
2025-12-20 西武秩父線正丸。

この階段のことはすっかり忘れていて、近年突如思い出した。
何と呼ぶのか知らない。斜階段とでも言っとこう。
一段々々が右側へずれながら積まれていて、頂に立つだけで不思議、というより危険な感覚に囚われる。

下から見上げるとまだ安心である。
レンズの関係なのか、捻じれているようにも見える。

階段を降りようと足を踏み出すと、平衡感覚が失われたような、目が回るような感覚に襲われて、手摺につかまらないと無事に降りることができなかった。
降段中の撮影は怖くて出来なかった。
地元の方々はどうしているのだろうか・・・

立派な駅舎であるが無人駅。
立派なトイレがあり、その奥には何かの作業所。
券売機はなく、自動改札があり、カードしか使えない模様。
ホームは一面二線であり、列車交換、通過待ちをする。
この先のやたら長い正丸トンネル内に信号所があり、こっちでも、各駅停車が特急の通過待ち、列車交換をする。

逆光で見苦しいがご容赦を。
左端が件の階段。

登山道の入口になっている。
結構険しいところなのだろうか。

こういう物が緊張感を覚えさせる。
熊などは出ないのだろうか?


駅前広場の片隅にモバイルだろうか通信中継基地。
山中でも通じるのか?
この類の通信基地、電柱のモバイル中継器はバリエーションが多く、現代のレイアウトを構築するには、必須の物であるな。

並んで食べ物屋。
価格は昨今の相場というところ。
学生の頃、吾野からこの辺まで各駅降りて歩いたことがある。
どこの駅で食ったのか、月見そばがうまかった。
その頃は行く先々で駅そばを食うのが楽しみで、この時もこの正丸で食ったと思う。
その時とはだいぶ様子が変わっている。
線路の周囲は畑だったが今は住宅地になっている。
まだ貨物扱いがあり、E61の単機回送に遭遇したり、広告に使われていたレッドアローが高い橋梁の上を行くその橋を訪れたりした。
後年、この先に何度か足を延ばしており、横瀬で秩父鉄道乗り入れ列車の分離連結、E851を目の前で見上げて威容に感銘を受けた。
今ほど人気が無かった秩父鉄道のSL列車(まだパレオエクスプレスとは称してなかった)にも乗車した。
平日のせいか、三峰口で当日の切符を買えるほどでガラガラだった。
コンパクトカメラを持っていたはずだが、なぜか写真が残っていない。
いまとなっては残念至極である。
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