話は逸れるが、豊島園跡地の公園とハリポタを見物に行く。
そちらはともかく、豊島園駅のホームに何やら機関車が鎮座している。
しかし妙だ。
ハリポタ絡みかと思ったが、あれはイギリスの話。出てくる機関車はフライング・スコッツマン。
ダイヤモンドスタックにカウキャッチャー、ワゴントップボイラー、でかい前灯にベルと、どう見てもアメリカン。
ドームもそれっぽい。
シリンダーもそれっぽいがクロスヘッドがない。
先台車、テンダー台車もナローの電車みたい。
動輪にフランジがなく、可動ではないようだ。
先輪とテンダー車輪にギャボックスが。
キャブには燃料タンクと制御装置?
メーター類の位置も奇妙。
説明を見ると、かって豊島園遊園地の中で走っていた機関車をレストアしたものらしい。
軸配置は4-4のアメリカン。ジョン・ウエインやロナルド・レーガン時代の西部劇のイメージなのだろうか。
動輪はダミー。駆動は先台車とテンダー台車。これがプロペラシャフトで結ばれている。
テンダーにエンジンが搭載され、トランスミッションがあるのかないのか、下へ降ろして駆動しているのだろう。
エンジンとテンダーは一体のようであり、実態はボギーの内燃動車というところか。伊予鉄のやつと同様なものか?
そもそも動くのか?
走るところを見てみたいものである。
何処で造られたのかは定かでないが、何とか鉄工所謹製という感じ。
それにしても上手いことカリカチュアした好ましいデザインである。
鉄コレあたりで製品化したら面白い。