Pカッターの刃で突っ切る
コン様のブログで話題になっている、デザインナイフ刃を用いた、薄い突っ切りバイト。
タングステン鋼が使われているPカッターの刃で作ってみた。
使用マシンはサカイML-210。
旋盤初心者の時、チャックに噛ませて破損させたJHTのホルダーを修復して使用。
上がオリジナル、真ん中が作ったもの、下が、深い突っ切りのためのバイト。
早くも擦ってます・・・
シャンクは8×8。
止め枠は、チャックに擦ったときに、亀裂が入ったので、0.5t真鍮板を巻き付けてはんだ付けで修復。内側にも張り足してシャンクがきっちりはまる様にせっせとヤスリ掛けで仕上げる。
Pカッターの刃は先端が変な形で整形が面倒くさそうだったので尻尾側を使う。
逃げ角、すくい角も目分量。
切っ先を主軸センターに合わせるため、適当な端材を敷いて調整。
切削時、刃がお辞儀してしまったので、上側にも板を噛ませて押さえる。
センタードリル先端と切っ先も合わせて確認するが、撮影し忘れた。
端面を削ってみて、ヘソが残らなければOK。
切れ味はなかなか。使えそうである。
耐久性がどんなものかは、使っていかないとわからない。
横方向に無理な力を掛けてしまい、切っ先が欠けたので注意。
切削圧に負けて、刃先がお辞儀することがあったので、やはり、ボルトか、はんだ付けでシャンクに固定した方がいいかもしれない。
コン様の作例をお手本にさせていただきました。
深く感謝いたします。
コン様のブログ。